2018年11月27日火曜日

2018年11月 月報

11月のあれこれをアラカルト。
写真はまた、そのうち気が向いたら追加。


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涼しくなってきて、鳥見が楽しい。
夏の盛りにはあまり鳥を見かけないな?と、昔から不思議に思っていたが、
蝉がうるさすぎて鳴き声が聞こえないのが原因だな。

水辺にも鴨が渡ってきたり、
電線を見上げれば、モズやジョウビタキの姿も目に入るようになった。

日に日に寒くはなってるが、日だまりの冠毛種子植物には
ミツバチが飛んできてるのも見つかる。
まだまだ秋なのね。


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急須を買った。
取っ手のない、一見すると湯呑のような形のものだ。
猫舌なので熱いお茶より冷たい方を好むが、なんとなく買ってしまった。
冷凍庫に眠ってるお茶っ葉を出してきて淹れてる。
お茶っ葉をケチらず使うと美味い。

そんなこんなで煎茶に興味を持ち始めたら、
立ち寄った農林水産省で、お茶の淹れ方セミナーに出くわした。
まさにタイムリーだったから受講。

・深蒸し茶 → 一杯あたり大さじ一杯・70~80℃・1分抽出
・ほうじ茶 → 一杯あたり大さじ二杯・90℃・30秒抽出
・玉露 → 一杯あたり大さじ三杯・60℃・2分抽出

ほうじ茶は香りを出すために熱めの湯で一気に!
深蒸し茶は気持ち熱めでゆっくり、がコツなのだとか。

温度調整は、器→器にお湯を移すと10℃下がるという目安で、
100℃の沸騰水から何回移したかで考えればOKとか。
湯を回すことにより、湯呑や急須も温められるとか。
そんなハウツーを学びながら何種類かお茶が楽しめて勉強になった。


その翌日だかに、東京国際フォーラムのあたりを歩いてたら
露天で骨董市が開かれてて、ほほーんと眺めてたら、
古い安南焼の、とても可愛らしいのを見つけた。
沈船からの引き揚げ品とのことで、デザインも素朴で
手触りも磁器と陶器のいいとこ取りで、
こりゃ良いものだなーこういうの好きだなーと思いつつ
値札を見たらやはり結構良いものだった。
そ、そのうち、一つぐらい欲しい。


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前項のとおり、東京に行った。
核P-MODELライブが主目的だったが、
農林水産省の食堂でゴハンしたり、
銀座を少しウロウロして木村屋のあんぱん食べたり、
日本橋高島屋のデパ地下で甘い物をみやげにしたり、
ライブが終わったらいつもの仲間と打ち上げしたりと、
食べて遊んでばかりだった。
如実に体重にのしかかってくるね。
楽しかった。

ライブの方は感想が何ひとつ浮かんでこない。
二日目は平沢さんも会人も間近に見える2列目だったんだけど。
燃え尽きちゃった気がする。楽しかったけどね。
苑の方も更新作業が億劫で放ったらかしてる。


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東京に行ったついでに、二つほど美術館博物館を巡った。
東京国立博物館と出光美術館。
東博は特別展のデュシャン展と大報恩寺展。
どちらもド迫力の見応えだらけで、お腹いっぱいなのだが、
それだけでなく、本館の日本美術展示や、
東洋館の斉白石展もすごく面白かった。東博。魔窟だわ。

出光美術館は「江戸絵画の文雅」と題した展示。
国宝展で見そびれた、与謝蕪村「夜色楼台図」が展示と知り行ったが、
池大雅「十二ヵ月離合山水図屏風」同画/大典顕常賛「瓢鮎図」、
尾形光琳「菅公松梅図草稿」、伝俵屋宗達「果樹花木図屏風」など
自分好みの作品がいくつも掲げられてて俺得だった。
池大雅の書は柔らかくて好き。
出光美術館、帝劇ビルの中にあるのね。一等地。


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返す刀でその翌週、京博にも行ってきた。
とにかく話題の「京のかたな展」。
終わりがけにニコ生を見てやっぱり気になる。
国宝展ほどではないがまだまだ凄い人。
刀剣について何の予備知識もないまま見たが物量に圧倒される。
物を知るには「良い物を見た後に悪い物を見よ」というのが
個人的ポイントだと思ってるのだが、
今回見て頭に流し入れた刀剣を基準に、
この先いろいろ見てくと勉強になりそう。


京都まで行ったので、ついでに気になるところをふらふらした。
まずは丸太町のすはま屋。
洲濱といえばココ!と言われた植村義次の味を継いだ
若き職人が経営する和菓子カフェ。
和菓子に興味を持って以来、
ずっと気になってた洲濱を初めて食べることができた。
きな粉と粗目の砂糖と固柔らかい触感。なるほどなるほど!
これは確かにコーヒーにも合うです。機会あればまた行きたい。
洲濱の販売もしてるけどもこちらは要予約。

四条河原町の丸善でトランスヒューマンガンマ線バースト童話集を買って、
御苑を横切って、出町ふたばでお土産に栗餅を買って、
哲学の道まで歩いて法然院に寄ってたら日が落ちかけた。
危うく京博に行けずじまいになるところだった。
京都、めっちゃ時間が削れる。


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さらに今月は名都美術館「とっておき日本画コレクション」も見た。
福田平八郎「漣」が見たくて行ったが、
こちらは美人画がとても印象深い作品が多かった。
島成園、中村貞以、木谷千種など、
世界の不思議な切り取り方した作品が忘れられない。

この日は、名古屋港に停泊してた海王丸を見たり、
ほやほや学会協力による、ほやの試食セミナーに参加したりと、
他にも盛りだくさんだった。

ただ、最近、盛りだくさんの一日の後は燃え尽きてることが多いかも。
ちょっと体力のバランスとか見直したほうが良い気がしてきた。


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平沢さんの調べ物をしてると突き当たる謎仕事の
茅野の時計台。
ついに見つかったらしい。
ずーっと公共施設や公園のものだと思われてたけども、
茅野駅前ベルビアの中にあるらしい。
駅ビルか!!
最近でも動いてる動画もあるらしい。
行きたい。
再来月である翌年1月は、また核P-MODELの追加公演あるけど、
これのついでに立ち寄れないか思案してる。
一筆書き切符か。善光寺にも立ち寄れないかな。
ちょっと煮詰めてみる。



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元野良で我が家の風来坊的なポジションである、黒猫おみや。
脇の下に腫瘍があるのを見つけた。
ネコの腫瘍は要注意。
腫瘍に強い獣医を近所で見つけたので通院してみる。


2018年11月1日木曜日

科学と祈りと見るなの部屋/「ペンギン・ハイウェイ」

びっくりした。ひどい映画だ。
宣伝チラシを改めて見て、褒め言葉として心から思う。
この作品を宣伝営業した担当の、苦労と熱意が忍ばれる。

行動圏内の劇場にセカンドランで来たので、見に行った。
驚いた。
原作の方を読んでないから、
まったくの映画だけを見た感想で、
およそ的外れかもしれないが、
ただれた心の持ち主が書き残しておきたい。
ネタバレ全開なので「続きを読む」からどうぞ。