ずーっとそう思ってるし、実際邪魔だし、
これから先も永遠に邪魔なままなのだろう。
ところが、あれだけ下手な鉄砲が撃たれてると
たまには当たることもあるもんだと思った。
「バジュランギおじさんと、小さな迷子」のSNS広告である。
バジュランギおじさんと、小さな迷子
全世界大ヒット!「ダンガル」「バーフバリ」に次ぐインド映画歴代興行成績No.3! 「バジュランギおじさんと、小さな迷子」2019年1月18日(金)全国順次ロードショー
かっちょええっんすよ、主演のサルマン・カーン。
ムキムキでムッキムキでエロタレ目で。
インド三大カーンの中じゃ大体いつも三番目だけど。
数年前にバンコクへ行く機内で見た
ボリウッド映画「Prem Ratan Dhan Payo」。
あれにヤラれてから、サルマン・カーンがどんな作品に出てるのか
Youtubeで見れそうなのを漁ってたときもあった。
そのときになんとなく見かけたような記憶の単語が、
巡り巡ってTwitter広告で流れてきた。
BAJRANGI……?
あ。サルマン・カーン。漁ってたときにコレ見た。
バーフバリ効果のおかげなのか、
日本でもウケそうなボリウッド作品を全国上映する流れなのね。
SNSの神様ありがとう。
見に行きたい。
封切りが1/18で、近所の映画館は…どっちも1/24終映やんけ!
損切り早過ぎ!!
あわてて近所の映画館に駆け込んだ。
パンフはもう売り切れてた。
お話は北インドが舞台の現代劇。
生まれつき喋れないパキスタンの女の子。
この子がなんとか話せるようと、
今はインド国内にあるイスラーム聖廟まで、
お母さんに連れられて巡礼の旅に出たけども、
途中ではぐれてしまい、国も信仰も違う場所で女の子独りぼっち。
そこで出会った、敬虔なヒンドゥー教徒であるところの
バジュランギおじさんことサルマン・カーン。
我らが兄貴なバジュランギと
すっかり懐いて「ムンニー」の愛称で呼ばれる女の子。
今回は金も地位も名誉もないけど、
ハヌマーンへの厚い信仰と真っ正直な心があるぞ。
さあさあこの先どうなるどうなる。
……というのがあらすじ。
Wikipedia見ちゃダメ。あらかた書いてやがる。
ボリウッド映画のフォーマットそのままに、
踊って唄って泣かせて笑わせて喜怒哀楽がてんこ盛り。
開始10分の自己紹介ダンスからしてEDMでズンズン来る。
演出もCG技術も効果も音楽も、お金が回ってる世界だから
ほんとクオリティが半端無いもんなー。
ムトゥの頃が懐かしいですよ。あれは最高だったけど。
そういやムトゥもリマスター版が上映されてたっけ。
「バジュランギおじさん~」のお話本編は
「きっと、うまくいく」みたいなテイストも感じる現代人情噺。
そこにサルマン筋肉と子役少女の愛らしさが加わって最の高。
「きっと~」ヒロインのカリーナ・カプールが脇役に徹してるので、
もうちょっと前に出てきてくれても嬉しい。
近所じゃ上映も終わりかけてるけど
口コミで徐々に評判が広がってるらしいから
そのうちまた名画座とかでもかかるといいな。
変にインドっぽさを押し付けるような
サービス過剰な日本配給じゃないのも嬉しかった。
予告編見てもそんな感じだよね。
「NIPPONならSAMURAIとNINJAとOI-RANだろHAHAHA!」
みたいなステレオタイプの宣伝広告は、
さすがにちょっともう萎える。
あちらの今のそのままの映画を素直に
こちらに運んでくれた、素っ気ないけど自然体な配給。
見た感じでは不自然なカットシーンも無さそうだし、
ボリウッド映画のノーカット公開大歓迎。
そういえばバーフバリもPKもまだ見てないや。
前の職場でパキスタンの少年がアルバイトしてて
カッコよくてシャイでとても良い子だったけど
彼も元気にしてるかな。
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