2018年7月20日金曜日

熱射地獄の中で

ツール・ド・フランスを見てる。
今年はついにJ SPORTSオンデマンドに加入してしまった。
オンデマンドだからスカパー実況勢から1分ほど遅れた映像を見てるが、
こちらにとっては近未来からの予言が飛んでくる状態なので
SFっぽいTLでござる。

オンデマンドなのでLIVE映像だけじゃなくて、
以前のレースの録画映像がいつでも見れる。
でも、わざわざそんなの見ないよなーと軽視してたが、
ラ・クルス by ツール・ド・フランス(女性版ツール)の
映像を見ながら、試しにエアロバイクを漕いでみたら
臨場感が半端なかった。これ面白いテンション上がる。

ケイデンスを選手たちと合わせてみたり、
山岳に入ったらペダルへの負荷を強くしたら、
クーラー+扇風機の環境でもアホのように汗が出る。
1時間しか持たない非力。

同じようなことやってるの、ツールの生中継見ながら
ずーっとエアロ漕いだり、ローラー台に乗ってる人って
世界中に沢山いるんだろうなあ、きっと…。



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クーラーを買い替えた。
前のエアコンの中をカビさせてしまい、
こりゃあかんと数年、冷房なしの生活を送ってたが
(どうしても必要なときは隣室のエアコンから冷気を回して)
さすがに今年は無いとヒトもネコも死ぬ危機を感じたので、買い替えた。

我が家の密閉性だと暖房は必要ないので、コロナの冷房専用クーラー一択。
カビさせてしまった教訓から、内部乾燥機能付きの機種を選び、
注文したのが関東が梅雨明けした直後だったろうか。
つい先日、そろそろ干からびるかもというタイミングで届いた。
黒い毛玉も白い毛玉もだいたい気持ちよさそうにしてる。
最年長の鼈甲毛玉は別荘で一人暮らしだ。



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IKEAに行った時、LEDシーリングライトを見た。
別段、いま使ってるので現状は不満ないが、
時代はすっかりLED照明に切り替わってるのを実感した。

昼光色も昼白色もスイッチ一つで切り替えれるとはなー。
もちろん明るさも選べるし、近くに手を寄せても熱くないし、
熱を出さないってことは、エネルギー効率も良いってことだよね。
それが丸型蛍光灯2個セットの、二つ分ぐらいの値段で売ってるなんて。
もうこれでいいじゃん。

LED照明の高性能化と低価格化を目の当たりにすると
その先の方でスマート家電が手を振って踊ってる気がする。
それもスマートスピーカーの普及と家電業界の連携が鍵になるか、
もしくはGoogleやAmazonあたりが美味しいところをかっさらうか。
あと10年ぐらいで輪郭がはっきりしてくるのかな。


個人的にはビッグデータとディープラーニングとボーカロイド技術が
うまいこと混合して、リアルタイム自動翻訳を実現した
AIアシスタントが実現するのを待ってるんだけど、
それは20年後ぐらいに尻尾ぐらい見えると良いな。

いまの日本の風潮として英会話レッスンや中国語とかに力入れないと
世界から取り残されるみたいな同調圧力を感じるけど、
なんとなーくあっという間に全世界自動翻訳アシスタントが
普及しそうな気がするんだけどな。ストロングAIはともかくとして。

まあ、そんな未来が来るまでに日常会話ぐらいで
英会話を身に着けといて損はないのは確かなんですけども。
日本の外国語教育はどこまで本気なんだろう。特に義務教育。



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多治見の岐阜県現代陶芸美術館で開催されてる
「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」。
今となってはロストテクノロジーみたいな明治工芸がお目当てだったが
現代アートも負けちゃいないぞ、といった趣旨の展覧会。

目を疑うような出来栄えな安藤禄山の胡瓜を呼び物に、
100年以上前の手仕事とは思えないような極みの工芸品から、
それらを継承したり私淑した現代作家が作り上げる恐ろしく精密な作品。
技術の発展や美の進化は当然だとしても、
学芸員の腕がふんだんに奮われた展覧会だった。

呼び物となる有名作品を最初に惜しげもなく展示して、
明治と現代の同種の作品を対比させて、観覧客の目を肥やしてから、
明治工芸を各ジャンルごとにこれでもかと並べて、
後半を過ぎたら、現代作家も凄いですよと言わんばかりに展示。
最後の方では現代だからこそ扱えるようになった素材を中心に、
テクニカルアートの未来を予見させる構成。
思えば最後の部屋は自然光の取り入れ方も巧かったなー。
全国巡回中なのでお近くで展示があったら是非。
もう一回見たいかもだけど多治見は今、煮えるように暑そう…。

そうこうしてたら、もうすぐ名古屋市美術館で
ビュールレ・コレクションだ。楽しみ楽しみ。



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