「大阪豆ゴハン」「誰も寝てはならぬ」で知られるサライネスさんは
私の中での好例で、「水玉生活」の頃からファンである。
「誰寝」終了記念のコミックナタリーインタビューは
先生の人となりが如何にして形づくられたか、その一端が伺える気がする。
祝・新連載「ストロベリー」開始。サラ イネス「誰も寝てはならぬ」 - コミックナタリー 特集・インタビュー
サラ イネス「誰も寝てはならぬ」 - 祝・完結! 謎のマンガ家の全貌を明かす キャリア初の17000字ロングインタビュー - コミックナタリー 特集・インタビュー
ブログに目を移すと「東京弁当生活。」の杉森さんや
「キモノの国のエクソダス」のウカ・ヌマエさん
(個人的にはヒグマニア事業部の中の人)が、
実感のこもった経済の回し方と、
それをもとにした随筆で日々楽しませてくれる。
名古屋を中心に定期的に落語会を催される
お席亭のSさんもとても素敵な御方だし、
明らかに年下なので恐縮だが、
彬子女王殿下が書かれる文章の感性も憧れる。
終始しみったれで、趣味にしかお金を使わぬ私からは目の至らぬ視点を持ち、
それでいて、まったく住む世界が違うよな金に浮かれたセレブな世界とも違う、
少しだけ路地が違うスタイリッシュな価値観を
きっぷの良いお姉さん感覚で見せてくれて、なんだか勉強になる。
お金の遣い方を心得てる方は上品だ。
そりゃあ中には下品な人もごまんといるが、
基本的に上品だし、きちんとした教養をお持ちだし、
しかもそれをひけらかさない。身についてる。
「衣食足りて礼節を知る」とは、よく言ったものだと思う。
必死になって習得を目指して、それを勝ち得たなどという価値観でなく、
身についてるものをそのまま纏われてるので、
まあ、なんというか、惚れ惚れするよな自然な立ち振舞だ。
知識のマウンティングとかしないのよね。
オタ気質が染み付いてると、ちょっと知ってることを
ついつい早口で長々語ってしまう。
ツイッターなんかも貧乏性で140字ギリギリまで埋めてしまう。
ほんと、我がふり直さねば。
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