いずれもキャリア20年以上のベテランで、およそ十年ぶりに見た人達ばかりだ。
その間に長いあいだ活動停止していた人や、バンドのスタイルを変えた人もいる。
懐かしい思いで見たバンドもあれば、進化に目を見張る演奏もあり、
二度と見ないかなと決意する方向性へ舵を取っていた人もいた。
20年近く前に一度だけ生で見たベテランドラマーが
あの頃となんら変わることなくスネアをアタック極強で叩いてたのは
なんとなく嬉しかった。
20代の半ばの1~2年ほど、毎月のように東京に遠征して
気になるバンドのライブを見たりした頃もあったが、
家庭の事情が変化するにつれて、音楽からも東京からも遠ざかっていった。
新しい音楽を開拓するほどの情熱がなくなった今、
何か聞きたくなったら、その頃に蓄えた音楽を呼び覚ます。
それが私の青春だったと振り返るほどのものではないけれど
楽しかった思い出の一つではある。
ライブに足を運ぶことは趣味の優先順位として低くはなったが、
機会とタイミングが合えばまた行くのも悪くないかなと思う夜だった。
機会とタイミングが合えばまた行くのも悪くないかなと思う夜だった。
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