2016年6月13日月曜日

MMG

この年齢になると、身体的な老化現象っぽいものを色々と感じる。
首回りの発疹が治まらずに塗り薬が欠かせなかったり、
先月ぐらいからは右肩の筋が痛いままで、寝違えだと思ってたら
どうやら四十肩の始まりではないかと考え直したり。


そんな症状の中でも、ここ数年の懸案は耳毛だ。
三十を過ぎた辺りから眉毛の中にやたら太長いものが混じってきて
見つけるたびに切ったり抜いたりと対処していたが、
ある日、鏡を見ながら耳たぶを引っ張ったら、
耳の付け根から眉毛やヒゲとタメを張れる立派な太さの毛が生えてた。


めちゃめちゃびっくりしたが、それからよく観察してみると
耳の穴のフチにあるトンガリ(耳珠というらしい)のてっぺんや
穴のそばに太くなりかけの毛が何本もあるのを見つけてしまった。
このままでは「おふくろさん」の作詞家先生のようになってしまう。


耳毛の永久脱毛を調べるほど、一時は神経質になったが
今のところは生えてくる本数も多くないので
まめにチェックして早めに抜くことで手入れできている。
しかしこの経験は思わぬ副作用を招くことになった。
同僚や知人の耳毛までも気になるようになってしまったのだ。


仕事の真面目な話をしてるときでも相手の耳元に目が行って仕方ない。
なぜそれが気にならない!?というレベルで生えてる人もいる。
眉を整えピアス穴を開けてるような人でも耳毛にはガードが甘い。
また、髪の毛が多かったり眉毛が太い人は耳毛が生えやすい気がする。


近年は鼻毛を手入れするのがマナーという風潮も根付いて、
鼻毛切りばさみや鼻毛カッターなど商品展開されるようになり、
普通の社会人で鼻毛を伸ばしっぱなしにしてる人はよほど見かけなくなった。
次のビジネスチャンスはここに眠っているかもしれない。

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