2019年2月19日火曜日

19(nineteen)

ウィンタースポーツをする機会に今シーズンは恵まれてる。

近所に冬季限定のアイスリンクがあり、
平日はフリータイムという割安感も手伝い、
何の気なしに滑ってみた。
最初こそ、氷の上で立つことから苦労したが、
十数分もすれば前進・停止・カーブなどマスターして、
ほとんど貸し切り状態のリンクで気持ちよく練習した。
これで次も滑れるぞきっと。


趣味としてのスケート悪くないなー、などと思っていたら、
ここ数年、スキーをやりたがってた妻が
遂に知人家族とスキーに行き、これはイケると目星をつけ、
あっという間にスキーセットからウェアまで揃えた。
こういうときの妻の決断実行力は速い。

一式揃えた勢いの返す刀で再びスキー場へ行こうと
スキーバスを予約する妻に「行くかい?」と誘われたので
私の方もここぞとばかりに食いついた。

小学校に入るか入らないかの家族旅行でソリ遊びしてたのと、
社会人になった頃ぐらいに友人に半ば拉致され、
夜通しドライブしてリフトで頂上まで運ばれて
板とストック担ぎながら半泣きで下山したとき以来だ。
(そのとき肘を巻き込んで転び肋骨ヒビ入れた)


そんな経験しかないのを重々承知してる妻は
プレイベートレッスンを予約。
雪上で止まることをひたすら二時間練習して、
斜面で板を嵌める、ボーゲンで止まる、減速する、
リフトに乗る技術を身体で覚えた。

その後、山頂から下ってみたが、それら基礎の組み合わせで、
基本どんな局面からもリカバリができるようになってた。
なるほどなー。
リカバリできるようになれば楽しいや。
制御できる技術の中で遊ぶもんなんだな。

コントロール不能のスピードが出ちゃうと
止まれないので転ぶけど、そこからは課題として
緩斜面で練習しながら滑れば身につきそうな手応え。
やっぱり最初にスクールで正しく学ぶのが上達の道だわ。

快晴の山頂展望は白山や北アルプス、乗鞍岳に御嶽山など、
遠くの山々までクリアに眺められ、それは気持良いものだった。
なんでも標高1600mのところまでリフトで上げてくれるらしい。
そりゃ途中で耳も痛くなるはずだ。
そろそろウィンタースポーツのシーズンも終わるけど
また来年も行こうかな。お供します。