新春信州東京旅:ふらふら信州鉄道旅
二日目三日目
新春信州東京旅:すぱっと善光寺東京観光
明けたばかりだと言うのに、
平沢進の核P-MODELライブが行われる目出度い年だ。
妻は早々と往路の飛行機予約を済ませたが、
私の方は、行けるかどうかいまいち不明だったので、
旅程を決めあぐねていた。
年明けになり、行けそうなのがほぼ確定したので、
例のアレを試そうと決意。
「長距離きっぷ途中下車の旅」である。
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去年の広島金毘羅旅行の際に、
帰り道で実践した長距離きっぷと途中下車。
春の安芸讃岐旅:二日目 宮島うまいモノめぐり
広島観光といえばやっぱり宮島。 「安芸の宮島」を「秋の宮島」と長いこと間違えてた類の人間だけども ここは譲れませんとDDH-184口調で呟いてしまう。 宮島に行くならば目的はもちろん厳島神社の参拝となるが 鏡のような海に浮かぶ大鳥居は見逃せない。 となると、潮の満ち引きを調べなきゃなのね、 宮島観光協会が使い勝手の良い年間潮汐・潮見表を用意してくれてて助かる。 ...
・片道101キロ以上のきっぷは途中下車が可能
・営業キロ601キロを超えるとその先の運賃がお得
・201キロから先、200キロを超える度に有効日数が一日増える
大雑把に言えば上記の仕組みだ。
詳しい解説はこちら。
これですべてわかる!お得な一筆書き乗車券の使い方
たかく JRの運賃を節約するテクニックの一つに「片道乗車券を活用する」というものがあります。片道乗車券とは言うまでもなく"普通の"きっぷですが、工夫をすることによって割引きっぷ顔負けの節約をすることができます。 往復乗車券ではなく、片道の一筆書きの乗車券を買うというところが味噌です。寄り道できる上に節約もできるので、旅行者には大変ありがたいものです。 ...
JR在来線全線乗り放題の青春18きっぷとは違い、
あらかじめ発券したルートどおりの
路線の駅でしか乗降車できないし、逆戻りもご法度である。
しかし、青春18きっぷでは乗れない特急車両に
(特急券併用)乗れるアドバンテージは大きい。
行きと帰りで同じ路線を重複できないが、
JRのように巨大な路線網なら
ぐるっと一周の一筆書きルートを描いて、
片道長距離きっぷにすることも可能。
時刻表片手にどんなルートが現実的な旅行として楽しいか、
しばらく試行錯誤していた。
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そんなことを漠然と考えて遊んでた頃。
平沢進ファン界隈で、時おり話題にあがるも解けずにいた
「平沢進の謎仕事:茅野市の時計台オルゴール」が
遂に特定されたとの報が飛び込んだ。
聞けば茅野駅に直結した駅前商業施設にあるらしい。
さらに、知人が上諏訪旅行に行き、酒蔵訪問や温泉、
諏訪大社観光が楽しかったという話も伝え聞く。
上諏訪へ行ってきました | 田村指圧治療院(自然良能会取手支部) | 腰痛・神経痛・肩こり冷え性
こんにちは。上野治療室からです。 友人から11/9金曜日まで有効の特急あずさの回数券を頂きました。 使い切れないけど使える人もいない、確かに平日休みの人は少ない。 という事で降って湧いた旅行のチャンス!という事で上諏訪へ行ってきました!! ありがとうございます!!ありがとうございます!! 諏訪はちょうど紅葉のシーズン!! 色とりどりとれも綺麗でした!! まずは諏訪大社の本宮へ。 ...
行くしかない長野。
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名古屋から諏訪方面を経て東京へ行き、名古屋に帰る旅程の場合、
オーソドックスに思いつくのは、
名古屋→<特急しなの>→塩尻→<特急あずさ>→新宿→
→東京→<東海道新幹線>→名古屋、だろうか。
これならば、ほぼ全ての旅程がルート上にあるから
途中下車だけで旅行が可能だ。
千種(名古屋)→塩尻→新宿→東京→名古屋の
乗車券特急券合計運賃が、しめて19120円。
しかし、長野まで行くのなら、
せっかくだから長野駅まで行きたい。
善光寺にお参りしたい。
観光地の諏訪はホテルも高そうだし、塩尻や松本も悪くないが、
どうせなら欲張って、北の方へと足を伸ばしたい。
名古屋→塩尻→(諏訪観光)→塩尻→長野→塩尻→東京→名古屋、を
機械計算で試算した。
千種(名古屋)→塩尻→東京→名古屋
乗車券 10480円 有効期間5日
特急しなの自由席 千種→塩尻 2160円
特急あずさ自由席 松本→新宿 2380円
新幹線のぞみ自由席 東京→名古屋 4100円
塩尻→茅野 乗車券 500円
茅野→上諏訪 乗車券 200円
上諏訪→長野 乗車券 1660円
長野→塩尻 乗車券 1320円
<合計:22800円>
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なるほど、こんなもんか…、と。
名古屋→塩尻、約2時間。松本→新宿、約2時間半。
東京→名古屋、約1時間半。
長野→松本は約1時間ぐらい見た方がいいな…と、
全国路線図と時刻表を眺めてたら、もうひとつルートがあった。
名古屋→<特急しなの>→長野→<北陸新幹線>上野→
→東京→<東海道新幹線>→名古屋、である。
そうだ! 北陸新幹線!!
あいつは元々、長野新幹線だ!!
名古屋→塩尻→(諏訪観光)→塩尻→長野→東京→名古屋も試算する。
千種(名古屋)→長野→東京→名古屋
乗車券 11120円 有効期間6日
特急しなの自由席 千種→長野 1190円
新幹線あさま自由席 長野→東京 3680円
新幹線のぞみ自由席 東京→名古屋 4100円
塩尻→茅野 乗車券 500円
茅野→上諏訪 乗車券 200円
上諏訪→塩尻 乗車券 410円
<合計:21200円>
名古屋→塩尻、約2時間。長野→東京、約1時間45分。
東京→名古屋、約1時間半。
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「在来線特急2本+新幹線1本」から、
「在来線特急1本+新幹線2本」にグレードを上げ、
なおかつ遠くまで行ってるのに、早くて安い。
ポイントは塩尻←→長野間の往復をカットしたのと、
在来線特急と新幹線の乗継で発生する、特急料金乗継割引。
それらを乗り継ぐと在来線特急の特急料金が半額になる、とのこと。
知らなきゃ損!JRの「乗継割引」で特急料金が半額に
JRには様々な割引がありますが、今回は「乗継割引」を紹介。新幹線と特急・急行を乗り継ぐ場合、一方の特急料金が半額となるお得な「乗継割引」、知っているのと知らないのとでは大違いです。グリーン車の場合は?途中下車するとどうなる?などの詳しいルールや、東京駅では適応されないといった例外についても解説します。
なので、特急しなの名古屋→塩尻(2160円)+
北陸新幹線あさま長野→東京(3680円)よりも、
特急しなの名古屋→長野(2380→1190円)+
北陸新幹線あさま長野→東京(3680円)が、お得になる、みたい。
色んな技があるのね。
とにかく、時間もお金もお得なら、
特急しなの・北陸新幹線・東海道新幹線を
使わない手はない。
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ここまでは時刻表とネットの情報ブログで調べるも、
解けない疑問点がひとつある。
「信越本線 篠ノ井←→長野間はどう処理されるのか?」
定義上、新幹線は在来線と同じ路線扱いなので、
例えば在来線の東海道線で東京→名古屋へ行き、
新幹線で名古屋→東京を戻るのは、一筆書きにはならず
単なる往復扱い。
一筆書ききっぷの注意で例として挙げられるのは
東京→金沢→京都→東京の、
北陸新幹線+サンダーバード+東海道新幹線ルート。
この場合は、山科←→京都間が重複してるので、
東京→金沢→山科→東京の一筆書ききっぷと、
山科←→京都の往復乗車券を用意せよと注意される。
(ここまで、認識に誤りがあったら、ごめんなさい)
今回の、名古屋→長野→東京→名古屋の路線図では
信越本線の篠ノ井←→長野間が重なってる、ように見える。
ここはどんな処理なのか。山科←→京都と同じ扱いなのか。
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時刻表で分かんないことは駅員さんに聞くのが一番。
これこれこういうルートの乗車券特急券を買いたい、という
概要を紙にまとめて(これ重要!)
新春の名古屋駅みどりの窓口に突進した。亥年。
「ああ、ここは問題ありませんよ」
結論としては北陸新幹線と信越本線の、
そこの部分は別区間扱いとのこと。
(信越本線がぶつ切りになってるからなのかな)
20190119追記:
汽車旅指南所より。
ややこしいけど、北陸新幹線は
「新幹線と在来線を同一視しない区間」に該当する様子。
片道乗車券にならない?新幹線と在来線を乗継ぐときのややこしい話
JRの乗車券は、新幹線と在来線を乗り継ぐ場合でも1枚につなげることができます。ただし、折り返しとなる場合はできる場合とできない場合があります。新幹線と在来線を乗り継いで折り返しとなる場合とはどういうことでしょうか。
さらに、名古屋市は
JRの運賃計算的に「特定都区市内」の特例に当てはまり、
市内のどこの駅で乗降してもOKの「名古屋市内」となる。
(新幹線の乗車券も「名古屋市内」って書いてますね)
なので千種から乗車、みたいな面倒なことをせず、
堂々と名古屋駅から特急しなのに乗り、
新幹線のぞみも名古屋駅で降りることが可能、だった。
JRのきっぷの「名古屋市内」とは? 範囲や使い方など、わかりやすく解説
東海道新幹線で名古屋駅まで行こうとJRの長距離きっぷ(乗車券)を買うと、「名古屋市内」と書かれていることがあります。 このJRでの「名古屋市内」の範囲とはどの駅までか、通常のきっぷとの違い、使い方などをくわしく解説します。 JRのきっぷに表示されている「名古屋市内」は、実際の名古屋市に位置するJR線のすべての駅です。 ...
あ。これ、「名古屋市内→名古屋市内」きっぷだ。
経由:中央西・篠井線・信越・長野・新幹線・東京・新幹線・名古屋
11120円の乗車券と、3枚の特急券。
そのうち名古屋→長野は指定席を最初からつけて、
残りの2枚は自由席、別途料金加算で指定席に振替可能。
しめて20350円なり。
長野観光と東京ライブの下ごしらえもOK。
これを使った旅行にさっそく出てみる。
続↓
新春信州東京旅:ふらふら信州鉄道旅
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