三日目はコチラ→:金刀比羅宮とうどんと海めぐり
広島観光といえばやっぱり宮島。
「安芸の宮島」を「秋の宮島」と長いこと間違えてた類の人間だけども
ここは譲れませんとDDH-184口調で呟いてしまう。
宮島に行くならば目的はもちろん厳島神社の参拝となるが
鏡のような海に浮かぶ大鳥居は見逃せない。
となると、潮の満ち引きを調べなきゃなのね、
宮島観光協会が使い勝手の良い年間潮汐・潮見表を用意してくれてて助かる。
えーと、旅行の日程がこれこれで、呉の施設は軒並み火曜休みだから2017年1月|年間潮汐・潮見表|一般社団法人宮島観光協会
宮島の年間潮汐・潮見表について。世界遺産・日本三景の島宮島。一般社団法人宮島観光協会では、嚴島神社等の観光施設や自然・歴史を詳しくご紹介します。
月曜に呉観光して、火曜の宮島の満潮時刻は、と……。
朝8時と夜19時。
こりゃ9時までには宮島に渡りたいな。
諸々を逆算した結果、7時には広島のホテルを出発することとなった。
早いな!
初日も家を出たのが6時前だし、毎日健康的な起床時刻を過ごす旅行だ。
ビジネス街のホテルのおかげか、朝食ビュッフェが
6時半から始まってたのに感謝しながら軽く朝食を済ませてチェックアウト。
大きな荷物はそのままホテルに預かってもらい出発、
朝焼けの街並みを眺めながら広電の市電駅を目指して歩く。
途中、乗りたい路線の最寄り駅とホテルの間に広島平和記念公園があり、
ニュースや平和記念式典の中継で目にした数々の建物・施設を横切る。
宮島に渡るフェリーは二社が運営しててどちらも同料金なので
山手線・京浜東北線感覚で来た方に乗れば良いらしい。
ここで往復切符を買うと、復路で選択肢がなくなるので悪手とか。
ところで広電に導入されてるPASPYはJR西日本のICOCAは対応してるけど
Suicaなど交通系ICカードは非対応という驚きシステムだったが、
今年の3/17からPASPYエリアでも交通系ICが利用可能になるとのこと。
ちょっと間に合わなかったけど次からは便利そうだ。
宮島フェリーでも使えるのかな。
出かけるにあたりmanacaに目一杯クレジットチャージしたのは内緒だ。
乗り合わせたのは多く見積もっても数十名ほどの快適な船内。
外国人観光客の姿が多いのが前日の呉との比較でも感じる。
ほどなく出港。漁船も通り過ぎる航路。
約10分ほどで宮島の桟橋に到着して下船。
時刻は8時半ごろでまだ人気も少なく、店もほとんどシャッターが開いてない。
参道の脇道を抜け、地上から大鳥居に最接近できる場所で何枚か撮影。
カメラのオート設定だと鳥居や神社の朱色が
実際に目にした時の色合いよりも白く飛んでしまいがちだ。
Twitterなどでイメージ検索しても白っぽい大鳥居の写真が目立つ。
デジカメなら設定で嘘くさいくらい鮮やかに色調補正するのが良さげかも。
スマホだとそういうこと出来るアプリあるのかな。
野生の鹿も人馴れしてて、野鳥も多く、
なによりフォトジェニックな風景ばかりなので写真撮影が捗る。
良さそうなカメラを首から提げた人やスマホで気軽に自撮りする人など沢山いた。
時間ともなれば参道も国内外の観光客で活気溢れて賑わってるし、
ザ・観光地の風格がみなぎる名所だった。
トラディショナルなこし餡つぶ餡だけでなく、
クリームからチョコからフルーツまで、結構な発展を遂げてる。
ベースが洋風饅頭生地なので、どんなフレーバーでも
だいたい受け入れる素養を持ち合わせてるので何を食べても美味しい。
島内でいくつか食べた後はお土産としてしこたま買い込んだ。
印象に残ったのはひなびた店構えだけど
こし餡一種類だけでやってるお店のもみじ饅頭かな。
餡を自分の店で毎日炊いてるとのことで上品な甘さだった。
島内の土産物屋でも地域色強い品揃えの店で取り扱われてるらしく
Google画像検索すると色とりどりの張り子が並んでる。
いくつかの店で探したが、こちらはこれと言ったものに巡り合わず。
東京や名古屋でも取り扱ってる店があるとのことなので
そちらで可愛いのと巡り合ったら考えようと思う。
お昼はお好み焼きをもう一度食べたかったので
昼前に島を離れて広島へ。宮島口駅の方の桟橋に着いたら
これから島に渡る観光客が百人以上並んでた。やっぱり名所なのね。
宮島といえば忘れてはいけないあなごめしは、
駅前の有名店うえので弁当を買って後で食べよう。
JR西広島駅で下車して駅近くのお好み焼き屋で昼食。
今日のものは焼きそば麺に甘めのソースでイメージ通りの美味しいお好み焼き。
これから岡山まで行き、瀬戸大橋線で香川に渡るのだが、
こんな機会だからと帰りは途中下車切符が計画されてた。
JRの場合、片道100kmを超える区間では途中下車が可能で、意外と知られていないJR長距離切符のお得な利用方法
JRでの長距離移動となると、新幹線や特急等を利用して一気に目的地まで行く場合がほとんどだと思います。 しかし、それ故に見落としやすい、意外と融通が利く乗車券の使い道というものがあります。 今回の内容は、鉄道好きの方や、よく長距離移動をする方にとっては周知の事だとは思いますが、それ以外の方にとっては意外と知られていないであろうJR長距離切符のお得な利用方法についてまとめてみようかと思います。 ...
200kmごとに有効日数が1日増える仕組みになってるらしい。
今回の場合、名古屋→広島、広島→岡山、
岡山→名古屋の切符をそれぞれ買うよりも、
名古屋→広島と広島→名古屋の乗車券を買って、
必要に応じて新幹線などの特急券を買い求めたほうがお得とのこと。
これを応用していくと東京←→京都の単純往復より安いと評判の
東京→金沢→京都→東京のいわゆる金沢経由大回りの旅や、
究極は最長片道切符の旅になっていくらしいが、
今回は初歩の初歩である「途中下車をしてみよう編」。
広島→名古屋の帰り道に途中下車して別の切符で琴平に寄ろうという趣向だ。
広島から岡山まで、東日本や中部圏在住の人間には
馴染みが薄く新鮮な新幹線みずほで移動。
500系こだまも候補にあったが懐かしさと物珍しさを天秤にかけて選択。
が、妻が500系に乗ったことがないのを知ったのは旅行最終日。
少し申し訳ない。次の機会には500系。
30分の車中で先ほど買ったあなごめし弁当を食べる。
広島で食べたものはどれもこれも美味しかった。ご飯が美味しい街は良い街。
岡山で新幹線を降りて途中下車切符を鞄にしまい、
琴平まで直通の普通電車で移動。
特急に乗れば1時間ほどの道のりをのんびり2時間近く電車に揺られる。
琴平についたのは日も陰り始める夕方。
目の前に象頭山が広がるひなびた門前町だった。
中間点のような味わい深いホテル。
荷物を置いて歩いて10分ぐらいのスーパーで晩御飯を買い出しに行くが
地元密着型だが品揃えは呉や広島と比べては悪いか。
すこし寂れた街だなというのが正直な第一印象。
それとサンドイッチを食べて、シンプルな晩御飯で胃を休め
ホテルの大浴場温泉に浸かって早めに寝る。
初日はコチラ→:呉の街めぐり
三日目はコチラ→:金刀比羅宮とうどんと海めぐり
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