2018年3月6日火曜日

熱海旅行備忘録、写真機と鳥図鑑

二泊三日の安芸讃岐旅行を日記にまとめたばかりだが、
実は先々週、日帰りで熱海に行ってきた。


お目当ては梅咲く季節にMOA美術館で公開される国宝・紅白梅図屏風で
去年、全館リニューアルを果たし、
最新の技術で映り込みがほとんどないガラスケースに変更されたなど、
収蔵品ばかりでなく建築自体も美術雑誌やアート系Webサイトに取り上げられて
とても気になる美術館でもあった。

この日も天気に恵まれて快晴の空の下、熱海駅から美術館までの山道を登り、
途中の梅園に立ち寄ったりしながら美術館へ。
美術館を見た後は、新幹線チケットに付属してたホテル昼食券でランチを食べ、
温泉街の街並み散策して土産物を買ったり、温泉卵を作ったり、
次は小田原や沼津にも足を伸ばして遊びたいなと思う旅だった。



美術館ではMOA美術館が所有する国宝3点がすべて公開されており、
静かな環境の中でじっくりとそれぞれの作品を堪能できた。
MOA美術館は館内の写真撮影が許可されており(フラッシュ・三脚は不可)
スマホやカメラを構えて撮影する人も多い中、
私のモバイルデバイスはiPad miniで、手にして歩くにはかなり大きい。
デジカメも持ってたが性能は防水メインで画質自体はイマイチ。
家に帰ってPCの大きい画面で見るとさすがにツラい写真だった。
翌週には別の旅行も控えてるし、新しいカメラ欲しいなあ。
買っちゃった。


真面目なデジイチやミラーレス一眼とか、上を見ると青天井な世界だから
種類がかなり減り気味の、レンズがはみ出ないコンデジに狙いを定めて、
お外で撮影するのを目的と割り切り、光学ズームもある程度効いて、
撮影したらほぼ何もせずにiPadに転送してGoogleフォトへと飛ばせるような、
そんな条件で探したら、Nikon Coolpix A900にたどり着いた。

出かけるまでに取り寄せて、2日ほど練習がてら近所の散歩で撮影して、
旅先で撮ってきたのが先日の日記に使った写真だが、
機能を探り探りで使いこなせてないのと
フレームの切り方とピント合わせが下手なのに目をつぶっても、
こましな写真が取れてると思う。空と海の青にムラがないのって素敵。
やや大きくて重いけど現状はとても満足。
これに不満が出るくらいに使いこなせたらミラーレスを考えよう。



ズームが効くカメラを手にすると鳥が手頃な被写体になる。
パシャパシャ撮った後で、カメラの中には名前も知らない鳥の写真が残る。
公園や近所を歩いてても見かける鳥と草花の名前が分からないのが
長い間コンプレックスだったので、この機会にと文庫判の野鳥図鑑も購入。
写真に収めた鳥の名前ぐらいはなんとなく覚え始めてきた。
覚えると不思議なもので、次に見かけた時に瞬時に見分けられるようになる。
今までスズメとカラスとハトとムクドリとメジロぐらいしか
見分けられなかったのにライブラリが広がる快感。
日々是好日よなー。






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